韓国ドラマ情報

	僕の彼女を紹介します 特別版 〈初回限定生産〉 人気ランキング ： 951位 定価 ： ￥ 3,980 販売元 ： ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日 ： 2005-04-22
	価格：￥ 3,980 納期：通常24時間以内に発送

   勇敢だけど気が強く思い込みの激しい巡査ギョンジンが、引ったくりと間違えて逮捕したのは教師のミョンウ。とんだ災難にあったミョンウだったが、その後、偶然ギョンジンと再会。今度は銃撃戦に巻き込まれるという災難にあうが、ふたりの仲は急接近する。ところがふたりはある事件に遭遇し、その仲を引き裂かれてしまう。
 『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督とチョン・ジヒョンが再び組んだラブストーリー。前半は『猟奇的〜』を彷彿させる、気が強く攻撃的なヒロインと人のいい青年のラブコメテイスト。が、ふたりを引き裂く事件をきっかけに、物語は愛の奇跡を描いたラブロマンスへ。作品の色合いがガラリと変わってしまうが、前半で自由奔放な女性をイキイキと演じていたジヒョンが、愛する人を一途に思う情感あふれる女性に変化していく様は見応えあり。彼女のクルクルと変わる表情と躍動感あふれる動きは、この映画最大の魅力。さすが『猟奇的〜』で、ジヒョンをスターにしたクァク監督。彼女のチャームポイントをあますところなく見せ、チョン・ジヒョンの魅力を最大限に引き出し、上質のアイドル映画に仕上げている。（斎藤 香）

チョン・ジヒョンの生命力

ソウルのきらめく夜景シーンから、
次々と繰り出されるエピソードに、
ラストシーンまで一気に流されてしまいます。
ただ、”猟奇的な彼女”や”ラブストーリー”のように、
ジグソーパズルがカチッカチッとはまっていくような
伏線の面白さが今回はうまく生かされておらず、
力技でエピソードを無理やりつなげた印象を受けました。
出演の俳優はとても良かったので、このストーリー構成は本当に残念。
チャン・ヒョクのすぐ腰が引けてしまうくせに、
普通さの中にものすごい強さを持っているナイトっぷり。
チョン・ジヒョンの突き抜けた生命力。
おでんを顔が変形するくらい
頬張ってもかわいいのはすごい。
それにしてもやっぱり”猟奇”のすごさ
をつくづく感じてしまった一本。

「猟奇的な彼女」にはいまいち及ばず

ワイルドで凶暴、でも心に傷を抱える彼女が一世を風靡した「猟奇的な彼女」以来の、クァク・ジョエン、チョン・ジヒョンの最強コンビが帰ってきました。今回も、彼女はワイルドで、その上職業が警察官なので凶暴さが増しています。でも、時折見せるかよわい姿が妙にかわいく見えてしまうのは、チョン・ジヒョンの演技力あってのことでしょう。彼氏役のチャン・ヒョクもイケメンなので、キャストは申し分ありません。しかし、ストーリーの面で少し納得いきませんでした。彼氏と彼女を引き裂いてしまう存在としての「死」があまりにも強烈に描かれている気がしたからです。ラストは感動しましたが、何かしっくりこないものが・・・。それでも、これだけの完成度を成し遂げられているのですから、すばらしいものです。ラストに「キョヌ（？）」が登場したときには、「猟奇的」の記憶が蘇り、うれしくなしました。素直に愛を感じたい人にはおすすめの一本ですね。

わかっていても泣かされる

前半はかなりコミカルに描かれていて、
笑えるところも多々あり。途中、2人が車で旅に出るあたりから「これは伏線になるな」
と明らかに分かるようなシーンもあり、韓国映画特有の「これでもか」というほどの情感たっぷりの演出は賛否両論分かれるところだと思います。
ラスト近くで、警察に届けられた本に描かれたパラパラマンガや、はさんであった修学旅行の写真など、細部にまで「さあ、泣いてもらおうか」と言わんばかりの意図が見え隠れしているのですが、わかっていても泣かされてしまいました。
銃でうたれたミョンウを腕に抱き一瞬絶句し、それから必死で無線で助けを求める
ギョンジンの悲痛な叫び声には胸を締め付けられます。個人的にはここがこの映画の一番の見せ場だと思います。ラストにかけて、切ない場面の連続ですが、ミョンウが死んで49日目にギョンジンの部屋を訪れる場面は、バックの青空など、ちょっと過ぎた演出に若干興ざめしてしまいました。あれは余計だったのでは？

ぜひセットで

いろいろな意見があるようですが、僕はこの映画を見た後にぜひ猟奇的な彼女を観てもらいたいと思います。
それというのも、以前ゴーストという映画を観たときから思っていたのですが、そういった存在を理解して、いつも傍で見守られていたら次の恋愛なんて出来るわけないじゃんでしょ。ある意味残酷な映画だと・・・。
でもこの映画は、ラストにあのシーンを持ってきたことで、本当に良かったと思えました。だって猟奇的な彼女は、死んでしまった恋人への罪悪感から次の恋愛に踏み出せない彼女が、最後は喜んでくれるとまで思えるようになるんですよね。
だからあのラストは、監督のサービスというよりも一つの意思を感じました。
続けて観てなんぼです。

わたしの一番大好きな映画

ギョンジンの、間違った事は意地でも許さないという潔癖かつ純粋なこころに胸を打たれます。（多少やりすぎなところもありましたが）。ギョンジンは、恋愛に関してもとことん純粋です。
自分を助けるためにやってきた愛すべき彼を間違えて撃ち殺してしまい、その後何度も死のうとします。それを阻止するやさしい彼。
こういう一途な恋愛にめぐり合えたらきっとみんな幸せになれるでしょうね。