WARM TONES~A Cappella in Korean Drama&Movie
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トライトーンの待ちに待った新譜です。韓流ドラマファンにもオススメです。 |
トライトーンの新譜「warm tones」は、韓流モノで固めた企画です。
トライトーンが大好きですので迷わずに購入し、愛聴しています。
韓流ブームのお蔭で、多くの韓国ドラマを日本でも見る事ができるようになりました。
私は、あれほど評判になった「冬のソナタ」を全く見たことがありません。配偶者が「冬のソナタ」が大好きで、昨夏、韓国の「冬ソナ」ツアーに付き合い、DVDを購入して見ているにも関わらず・・・・。
そんな訳ですから、純粋にア・カペラ作品として鑑賞しました。元歌の曲を知りませんが、どれも大変メロディーが美しく、ハーモニーがオシャレで聞き飽きません。歌われている韓国語は全く理解できませんが、音楽的な響きを持っており、よい雰囲気を醸し出しています。
12曲中、日本語の歌詞は5曲だけですが、違和感はありません。個人的には10曲目の「愛の群像」が気に入りました。実際のドラマでは、ペ・ヨンジュンが苦学生に扮して、社長令嬢のユン・ソナと共演したそうで、それだけでも人気が出そうですね。そのような話題すら知らなかったのですが。
このアルバムの中では、7曲目の「MOMENT(冬のソナタ)」が一番好きです。トライトーンのアレンジが光っています。このドラマの雰囲気を壊さずに、2人の愛を包むような温かいハーモニーは、ドラマを見た方の支持を得られるでしょうね。
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安心して聴ける |
別に韓流への興味はそんなになく、
収録曲も冬ソナ絡みの曲以外は知らないのですが、
そこはトライトーン、いつもながらのお洒落なアレンジで、
安心して聴けるサウンドを届けてくれています。
日本語やスキャットで歌っている曲も多いので、
ハングルが分からなくても大丈夫。
むしろハングルも、新鮮なスキャットのように楽しめます。
(もちろん、僕は意味はわからないのですが)
それにしても、美しい旋律の曲が多いですね。
その中でも、やはりMOMENTとMy Memoryは秀逸。
前者は多湖氏が感情たっぷりに歌い上げ、
後者はボサノバアレンジがいい味出してます。
北村氏のVPはどんどんパワーアップしてる感じ。
個人的には、青木氏のベースの独特のクセが弱まって、
聞きやすくなっているように感じました。